【雑記】freee株式会社が上場!強みを認識した実体験!

2020年1月9日

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どうもマルネギです!

先日(12/17)freee株式会社が東証マザーズに上場しましたね!
freeeは実は就活時期にコンタクトがあったりと縁深い会社でもあったりするので、ちょっと調べてみました!

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freeeってどんな会社?

freee株式会社は同名ソフトfreeeを開発しているメーカーです。
ホームページのトップページにも書かれていますが,
「スモールビジネスを、世界の主役に。」
の標語を掲げ、活動をしています。

freee自体はクラウド会計ソフトであり、帳簿を自動で作成してくれるソフトのようです(実際に使ってないので、あまり詳しくはわかっていません)。
主に、税理士を雇う余裕のない個人事業主や中小企業を主なターゲットとし、税理士を雇ったり自分で帳簿をつけたりする代わりにfreeeに帳簿を作成してもらうといったことをしているのだと考えています。
特に注目すべきは勘定科目をAIが自動で入力してくれるといった紹介をされていました。

ここからは想像ですが、クラウドを利用しているので、各会社の帳簿はクラウド上に蓄積されていきます。
また、クレジットや銀行のシステムと連携することで、引き落としがどこから行われたかを知ることはできます。
引き落とし先を入力とし、出力を勘定科目として、勘定科目を自動で作成するといった感じでしょうか。
つまり、使えば使うほど、より自動で勘定科目が正確に推定できるようになり、長く使っていけばいくほど、自社の帳簿を正確に作ってくれるサービスになりうるというものではないでしょうか。

freeeの強みを感じた実体験!

実は知り合いにfreeeを使っている人がおり、その人の本棚の中に「簿記3級」のテキストがあったので勉強しているのか聞いてみたのですが、
その人の返答は「freeeを使えば簿記がわかる必要はないから勉強はやめた」と言っていました。
自分はここにfreeeの強さを見出しました。
おそらく、自営業を営んでいる方や中小企業の方々は本業に手いっぱいで、簿記を自らつけるとうのはなかなか困難な部分があると思います。
新しく専門の人を雇う余裕もなく、簿記の知識をつけるのも困難といったところに、「ソフトの使い方を覚えればOK」という製品があればそれを使うのは合理的な判断だと思います。
一度設定してしまえば半自動ですし。
ただ、これは一度その設定をするとfreeeを使い続けるしかなくなります。本人は帳簿作成ができませんからね。
これはかなり強固なストック型のシステムになると考えられます。ソフトを使うか法令に違反するかの二択になったら、前者を選択するしかありませんからね。
実はその当時自分も簿記の勉強を始めた時であり、自分自身の家計簿を複式簿記に移行できないかと考えていた時でした。
それは、発生主義よりも把握しやすいと考えたからでした。
そんな考えで、発生主義で記載した家計簿を複式簿記に自動変換してくれるシステムを作りたいとその知人に言ってみたところ、その人は「個人で使う分には止めないけど売れないと思う」と言っていました。
しかし、今調べてみて発覚したのはその時自分が提案したものとfreeeはかなり類似した製品であるということです。
大部分の自営業の方がこれくらいの認識であるとすると、本人が簿記のスキル身に着けるということは考えにくく、既にソフトに任せている帳簿作成に人件費を割くことも考えにくいです。
freeeの顧客は同じように「帳簿が自動生成できる」といったうたい文句を語る製品がでない限り乗り換えは起きないと考えられます。
また、既に大きなシェアを獲得し、帳簿DBと言えるものを既に手中に収めているとなると国内での地位はかなり確立したといっていいと感じました。
さらに今後、現在帳簿を自社内でつけている企業すら人件費削減のために人員整理をして「freee」に乗り換えるという未来は想像に難くないと思います(逆に帳簿をクローズにしたいという企業に対しては参入が難しいのかな?)。
freeeの佐々木CEOも今年度も30億円の赤字だったことに関して「今は顧客獲得のためのコストがかかっている」と言ったことにその強みに自信を持っていることが見いだせると考えられます。イメージ的にはストック型のビジネスの場合、一度黒字化したら事業拡大しない限り赤字転落させる方が難しくなりますからね。
※とか言ってたら、freeeの料金改定で実質料金が10倍になるおそれがあり、顧客離れが起きるかもみたいなニュースになってたんですね。現状でもMoneyForwardがあったりと、クラウド会計ソフト自体はあるので、ここらは競合になりそうですね。

以上、freee上場のニュースと自分が強みを感じた実体験でした!
これで、会計系の市場が根付いたら、fintech系の企業って銘柄的にはハイテク扱いなのですかね?それとも会計っていう必要不可欠なツールだからもっと基礎的な部分に入るんですかね?
もし、今ハイテク系の企業で後々インフラ系に入るならそれはそれで激熱だと思ってます!
「paypal」に始まるfintechという業界全体に対しての記事もおいおい出せていければと思っています!

ではでは!

※本記事は特定の銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。
※投資は自己責任で