【資産形成】自分給与という考え方

どうもマルネギです。

最近ちょっとお金の話が続いていますが、今日もお金の話です。
頭の中で考えていたけれど、まとめる機会がなかったので、自分の忘備録的意味合いが強いかな。

今日は自分給与という考え方を紹介するよ!
といってもこの自分給与って言葉、自分の造語なんだよね。
最近「自分年金」って言葉が出てきたけど、ちょっとそれに乗っかった考え方です。

みんな、「自分年金」の方は知っているかな?
いわゆる「iDeco」とか呼ばれるものです。
iDecoとは個人で行う確定拠出年金(individual Defined Contribution Plan)の頭文字でもともと企業が行う確定拠出年金が個人年金までに広がったものです。
今、国はiDecoを推奨してますが、つまるところ、公的年金だけでなくで、自分で働いているうちに資産を積み立て・運用して若い自分が老後の自分の年金を作ってくれという思想だと思っています。
いずれ高齢者1人を2人で支える時代が来るのであれば、最初っから自助努力をしろということですね。
(でも、それを今の若者に押し付けたら、押し付けられた世代は1人で1.5人の面倒を見ることになりそうですが、そのへんどうなんでしょう?)

これに対して、現在、米国(自分が見ている限り日本でも)では
Fire:Financial Independence, Retire Early
という考え方が主に若い世代を中心に広まっているみたいです。
Fireは読んで字のごとく、経済的な自由を達成し、早期退職を目指すことです。
このブログの趣旨を読んでもらえればなんとなくわかってもらえると思うんだけれど、自分はこれを目指しています。
退職するかどうかは置いておいて、とりあえず、経済的に自由な立場に早くたてたらいいなぁと思っているわけです。

で、これとiDecoを比較した時に自分が強烈な違和感を感じたのはiDecoって原則「途中解約はないもの」として扱うことが多くないですか?つまり、定年まで勤めあげて、老後にその積み立てたお金を使って豊かに暮らす...と、全く否定はしませんし、何もしないより全然マシだと思います。
でも、「途中で引き出せないって何?」って気持ちが圧倒的に強いんです。
だって、途中で十分だと思ったら、その時点で老後に突入でよくないですか?むしろ「老い」を待つ必要なんてないわけで...

めちゃめちゃ穿った見方かもしれませんが、自分はこれを上の世代を守るための防護柵としか見れていません。だって、今の現役世代の方が先に経済的自由を達成しちゃったら今の年金受取世代に払う原資がなくなっちゃいますからね。「未来」を確約する風に見えて「今」を搾取しているのではないかと感じてしまっています。しかも、将来支えてくれた現役世代は「十分積み立ててる」状態で老後に突入するので、さらに下の世代は最悪年金制度そのものから抜けさせられるという、今の現役世代を踏み台にしようとしている気がしてならないのです。

というわけで、自分は「個人年金」ではなく「個人給与」を作る方向にシフトしようと考えています。
ここでいう「個人給与」とは「株の配当金などの不労所得によって毎月一定額を受け取る仕組み」のことです。
下の記事でも書きましたが、米国株には「配当貴族」や「配当王」といった配当を安定的に支払い続け、かつ業績も安定している企業がいくつも存在します。

【資産形成】年5%という成長率

というところまでは、おそらく他の米国株ブロガーさん達も多く書いていることなので、他との差分はないと思いますが、自分はさらに「自分給与」というくらいなので、この配当金を受け取りを「毎月行える」ような仕組みにチャレンジしています。
米国株は年4回配当で権利落ち日から約1カ月後に配当を出してくれる銘柄が多いです。なので、最低3種類の株をうまく合わせると配当が毎月もらえるという状況を作り出すことが可能です。
ちょっと具体的に今保有している銘柄を記すと

企業名 ティッカーシンボル 権利落ち月
コカ・コーラ KO 6・9・11・3
ジョンソン&ジョンソン JNJ 5・8・11・2
フィリップモリス PM 6・9・12・3
プロクター&ギャンブル PG 4・7・10・1
ファイザー PFE 5・8・11・1
AT&T T 4・7・10・1

です。
額としてはまだまだですが、とりあえず、毎月何かしらの形で配当がもらえる形にはなってます。
毎月配当のメリットとしては自分の場合ですが
・経済的自由の達成が年単位でなく月単位で計算できる(支出監理がしやすい)
・毎月もらえるので少しリスク許容度をあげることができる
・退屈しがちな投資手法でも、日々のモチベーションがアップ
といったことがあると思っています。
(うまく組み合わせると、毎日配当ということもできるそうです。分散しすぎで管理は大変そうですけどね...)

ゆくゆくはこれらの配当のみで生活を成り立たせ、好きなものを作るエンジニアとして独立できたらいいなぁなんて思っております。
まぁ、そうなった場合日々のコストが跳ね上がりそうだから、相当な額の配当を用意しないといけなそうだけどね!

というわけで、今回は自分の現在の取り組みと当面のゴールをお伝えしながら、自分給与という考え方をお伝えしました!
買い増し情報は都度都度アップしていこうかと考えているので、お楽しみにしてくださる方はお楽しみに!

ではでは!